ひらがなネット > 【インターカルト日本語教員養成研究所】「生活者としての外国人」のための日本語教師初任者研修

【インターカルト日本語教員養成研究所】「生活者としての外国人」のための日本語教師初任者研修

実施時期:2020年1月11日、2月1日

420時間の日本語教師養成講座を修了した方、日本語教育能力検定試験合格者を対象にした全10回の研修講座です。在住外国人の方々は、さまざまな環境のなかでそれぞれの事情で生活しています。新任の日本語教師のみなさんに、多角的な視点での講座スケジュールが組まれています。

ひらがなネットは、第6回『「外国人と日本人をつなぐ仕事」〜ひらがなネット株式会社の事例から〜』を担当しました。この講座に参加された方は、通学の方と、オンラインで参加の方が半々でした。東北などからの参加者もあり、私たちにとってもZoomを使った講座は初めての経験となりました。

詳細

  • ■2020年1月11日 当日プログラム

    「外国人と日本人をつなぐ仕事」
    1.9:30〜10:20 (50分) ボランティアから会社へ。ひらがなネットの取組み  戸嶋 浩子
    2.10:20〜11:10(50分)「生活者としての外国人」と仲良くなる企画とは? 吉澤 弥重子
    3.11:20〜12:20(60分)考えてみよう! 作ってみよう!「みんなの散歩コース」
    4.12:20〜12:40(20分)課題の説明と質問
    ひらがなネットの事業を紹介しながら、なぜこうしたことをしようと思ったか。どのように展開をしていったか。そして、外国人とのイベントの企画、実行の話をして、次回の課題へ講座を組み立てました。休憩時間や講座の後などに、こういうことがしたかったです。という声を数名の方にいわれました。課題が「日本語学習者と行く散歩コースを考えよう」というものでしたが、みなさんが楽しそうにプランを組み立てているのがよかったです。したかったことを実現にまで持っていくのが、ハードルが高いのかもしれません。
  • ■2020年2月 1日 当日プログラム

    1.13:40〜14:40(60分)みんなの散歩コース発表
    2.14:40〜15:00(20分)外国人との交流イベントを楽しくする工夫 吉澤 弥重子
    3.15:00〜15:10(10分)質問の時間
    参加者の課題の発表をしていただきました。自分が行って楽しかった場所をコースにする方が多かったです。
    ①  どんな人のための散歩ですか
    ②  散歩コースの紹介(外国人に話すように)
    ③  おすすめポイント
    楽しくなる工夫 など、見どころ、時間、費用なども発表していただきました。その後に、私たちが料理教室や「みんなで散歩」「これ!知りたい日本の生活」「ザヤの子育てママ集まれ!」などで、どんな工夫をしているかをお知らせしました。広報のしかた、申し込み、待ち合わせの工夫、などなど、実践的な講座になったとおもいます。