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【世田谷区】せたがや多文化ボランティア講座

実施時期:2019年6月22日

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世田谷区による「せたがや多文化ボランティア講座」第2回をひらがなネットが担当しました。
今後世田谷区でボランティアをしたいと考える区民の方々を対象に開催される、全7回の講座です。

私たちが担当した回のテーマは「生活者としての外国人 ~地域でできることを考える~」。
どのように外国人との生活を身近に感じてもらうか考え、内容を構成しました。
2時間15分にわたる講座を休憩なしで行いましたが、受講者の皆さんはとても熱心で、積極的にご参加いただきました。

■当日プログラム
1. 講演「何ができる?多文化ボランティア」(戸嶋浩子/25分)
2. 講演「どんなことに困っている?外国人の生活 ~在住外国人100人の調査から見えた課題」(清水果苗/20分)
3.「外国人の声を聞こう」(30分)
  -ペルー出身者
  -中国出身者
4. グループワークと気づきの共有(30分)
5. 外国人ゲストへの質疑応答(30分)

詳細

  • 講演

    講座の導入として、以前日本語ボランティアとして活動していた代表取締役戸嶋が、ボランティアの活動内容や、外国人に伝わる日本語に関する講演を行いました。
    その後、東京都国際交流委員会の在住外国人調査を担当した清水が、外国人が困りがちな出来事について、具体的なエピソードを交えて共有しました。
    あまり難しくなりすぎず、それでいて実践的で、すぐ使える知識を交えた内容とするよう、気を付けながら構成しました。
  • 外国人の声を聞こう

    外国人を、同じ生活者として身近に感じてもらえるよう、この日の講座では「外国人の声を聞く」ことをメインイベントにしました。
    ペルー出身のカブレホスさんからは、地元の町内会での活動について、またご自身のお仕事である医療通訳に関してお話しいただきました。
    中国出身の方からは、日本での子育ての体験や、その際に大変だったことについてお聞きしました。
  • グループワークと質疑応答

    外国人ゲストのお話を受けて、気づきや質問を受講生がグループ内で共有する時間を設けました。その気づき・質問をそれぞれ分類したうえで、ゲストの2人にそれぞれ質問をしていただきました。
    「子育てをしているときにどんなサポートが必要と感じたか」「日本人とは友達になりたいか」など、さまざまな質問が挙がりました。