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【墨田区】これで安心!外国人接客講座「外国人にマナーや文化をどうやって伝える?」 

実施時期:2018年10月17日

墨田区のインバウンド対応事業で、
『これで安心!外国人接客講座「外国人にマナーや文化をどうやって伝える? 銭湯で一緒に考えてみよう」』をひらがなネットが企画・実施しました。

墨田区はゲストハウスやホテルが増加しています。そして、下町ならではの銭湯文化が受け継がれています。団体旅行から個人旅行にスイッチし、暮らすように旅をしたいという外国人旅行者も増えています。たとえば銭湯で靴を脱がずに入店することもしばしばあるようです。マナーを知らないことも理由のひとつです。では、どうしたら伝えられるでしょう。

当講座の前半では、銭湯とゲストハウスの方たちに外国人客の対応について聞きました。後半では、銭湯好きの南アフリカ出身の方と、旅行が大好きで多くの国を回ったタイ出身者(当社スタッフ)に話を聞きます。サービスをする側と受ける側。双方の話を聞きながら、意見交換を行いました。

会場は、荒井湯の脱衣所。開店前の銭湯に入る機会もないため、貴重な会場となりました。

詳細

  • <前半>下町の銭湯 荒井湯、押上のゲストハウス TOKYO HUTTEに聞く ■外国人ゲスト対応     

    ゲストハウスには銭湯のちらしを置いておき、銭湯体験をおすすめすると大変喜ばれるといいます。レストランを聞かれることもあり、近所のお店を好みに合わせておすすめするそうです。英語のできない飲食店も多いので、ゲストハウスの人が英語のメニューをつくってあげるなど、ご近所同士のサポート体制もありました。
  • ■英語で案内

    銭湯では必要なところに、英語を添えて案内していました。 参加者の中には「やさしい日本語」を教えている方もいて、どう伝えればわかってもらえるかなどの話で盛況な会になりました。
  • <後半>外国人が教えてほしいこと   

    銭湯が大好き、知らずに水のペットボトルを持って入ったら叱られました。お湯が熱すぎて入れませんでした。など、経験談が飛び出します。銭湯は日本独特のものなので、先にルールが知りたいと二人からのお願いがありました。
  • ■ゲストハウスについて/銭湯の見学

    ゲストハウスでは、音がうるさくて眠れないことがあったなど、お客さん同士の問題も浮かび上がりました。ごみの捨て方、表示の仕方、商売をされていない人にも役立つ話がいろいろ飛び出しました。
    最後に、会場が銭湯だったので、参加いただいたみなさんに銭湯を見学していただきました。みなさん、興味津々でした。
  • ■講座のちらし

    講座ちらし制作:ひらがなネット株式会社